カジノゲームの攻略法・システムベットではモンテカルロ法が有名で、モンテカルロのとあるランドカジノで大勝ちしてカジノ側を破産させたという伝説もあるほど、現実的に勝率を上げられる方法だとされています。
- モンテカルロ法の基本・ベット方法について
- モンテカルロ法はカジノで禁止されている?
- モンテカルロ法でカジノゲームでプレイするメリット・デメリット
など、モンテカルロ法でカジノゲームを攻略したいプレイヤー向けに、一通り解説していきます!
モンテカルロ法とは?|ベット額をシステム的に調整して利益を出す!
モンテカルロ法はカジノゲームなどのギャンブルで使えるシステムベットの一つで、勝ち負けに応じてベット額を法則に従って増減することで、高確率で利益を増やせる戦略です。
モンテカルロ法というネーミングの由来は、モナコのモンテカルロにあるランドカジノで大勝ちして潰したという話があるシステムベットであり、本場のランドカジノを破産させるポテンシャルがあるとされています。
詳しくは以下でベット手順について詳しく解説しますが、1ゲームずつ紙やスマホなどで記録できる環境であればビギナーでもすぐ実践できるやり方ですので、試しやすいですね。
ランドカジノではモンテカルロ法を禁止しているところも
モンテカルロ法では統計上の期待値が高いだけでなく、『システム通りにベットすればプレイヤー側が安定して勝てる』信頼性の高さから、ランドカジノ(店舗カジノ)によっては禁止しているところもありますね。
それだけカジノ運営側(胴元)にとって驚異となっており、海外のランドカジノでは試せないデメリットもありますが、ネット環境があればプレイできるオンラインカジノでは規制がないため、簡単にモンテカルロ法を実践できます。
『オンラインカジノは日本でプレイして大丈夫なのか?』と気になる方は、オンラインカジノの仕組みや始め方のページをご覧いただくほか、以下の関連ページが参考になりますのでお読みくださいませ。
オンラインカジノは過去に逮捕事例もありますが、違法と合法のどちらも該当しないグレーな扱いとなっております。日本でオンライ…
数学的・計算理論の分野でもモンテカルロ法がある
また、今回はカジノゲームにおいて有名なモンテカルロ法を取り上げていますが、別で数値計算・シミュレーション理論に関連したモンテカルロ法もあります。別名でランダム法とも呼ばれる数値実験で、ざっくり説明すると以下の通りです。
- 数学の世界には数式が複雑で計算量が膨大になる問題もある
- 解を出すのが困難な際、乱数を使った確率モデルに置き換える
- 統計上充分な試行回数を経て、解を予想する
分かりやすい例を上げると、1つ1つの数字の大きさが異なるルーレットについて、それぞれの数字に玉が入る確率を物理演算的に求めたけど、複雑過ぎて分からない時に、『実際に1万回ほどルーレットを回して得た実験結果の確率』を参考にしよう!という考えになりますね。
数式上の演算が困難な時は乱数生成を使った実験結果で、精度の高い解が得られるのではないかという目的で計算理論としてのモンテカルロ法が使われますね。
一方で、カジノゲームなどのギャンブルで使われるモンテカルロ法は全く別の手法でありますが、乱数生成のように試行回数を増やすことで現実的な統計・確率を求めるという方向性では、ギャンブル論でも少し通じるところがあるでしょう。
モンテカルロ法の基本手順・賭け方について
モンテカルロ法を使ってカジノゲームを実際にベットする手順について、以下でまとめました。モンテカルロ法では基本、ノートやスマホ・PCなどで記録を取り続けるのが分かりやすいですね。
【モンテカルロ法で負けが続くケース】
- モンテカルロ法のスタートは3つの数列:1 2 3 から
- 左端と右端の数値を足した数(1+3=4ドル)がベット額
- 負けた場合、右端に今回のベット額を追加して数列:1 2 3 4に
- 左端と右端の数値を足した数(1+4=5ドル)が次のベット額
- 再度負けた場合、右端に今回のベット額を追加して数列:1 2 3 4 5に…の繰り返し
数列の両側を足した数がベット額で、負けたら右端に今回のベット額を追加し、それから次のベット額を計算して続けていくやり方です。ベースが『1 2 3(ドル)』ですが、資金額に応じて『2 4 6』や『10 20 30』など倍率を増やして賭けるのも良いでしょう。
モンテカルロ法で勝った場合、以下のように左端と右端の数字を2つずつ消す手順が入ります(倍率:3倍の場合)
【モンテカルロ法で勝ちが入るケース】
- モンテカルロ法を続けていて6つの数列:1 2 3 4 5 6の状態
- ベット額:1+6=7ドルで勝った場合、左端と右端の数字を2つずつ消して数列:3 4 に
- 両端の数字:3+4=7ドルが次のベット額になり、負けたら数列:3 4 7 に
- これを繰り返し最終的に数列が残り1つ・または全て無くなったらモンテカルロ法での1セットが終了
- 新しいセットでスタートする場合、初期の数列:1 2 3から始めます
勝って数列が1つ・または0になればセットが終了で、多くの場合利益ができるシステムになります。
モンテカルロ法の注意点・損切りのタイミングは?
モンテカルロ法では徐々にベット額を増やしていき、ある程度利益が出ればセットが終了するのでプレイの判断が分かりやすいですが、連続して負けが続くと損失が大きくなるデメリットもありますね。
そのため、一つの目安として数列が10個以上続いた場合においてこれ以上負けるリスクが大きくなるため、損切りして新たなセットでやり直すことをおすすめします。
モンテカルロ法では3倍・2倍のカジノゲームに限定
また、モンテカルロ法ではカジノゲームの倍率が3倍・または2倍で利用できますが、それぞれ勝った場合において数列の消す数が異なります。
- 倍率が3倍のカジノゲームで勝った場合:数列の両端2つの数字を消す
- 倍率が2倍のカジノゲームで勝った場合:数列の両端1つの数字を消す
倍率が高いほど1回の勝利で配当が大きくなるので、その分消える数字が多くなるという感じです。3倍・2倍それぞれのカジノゲームにおいて、オンラインカジノでプレイできるものが多いので実際に以下で試してみました。
倍率が3倍と2倍のカジノゲームでそれぞれモンテカルロ法実践
カジノゲームは2倍のベット方法は多く、ルーレットの赤と黒・偶数と奇数のほか、バカラやブラックジャックも約50%の確率で賭けることができますね。
また、倍率が3倍のカジノゲームでは、ルーレットの「ダズンベット」と「コラムベット」があります。ダズンベットは「1~12」「13~24」「25~36」と数字を3分割する賭け方で、コラム(列)ベットはルーレットの3列レイアウトに対して1列を賭ける方法ですね。
どちらも確率的に同じですが、3倍のカジノゲームではダズンベットでモンテカルロ法を実践していきます。オンラインカジノでは入金不要ボーナスで試しにベットできるほか、デモプレイで遊べるテーブルゲームもありますので、まずはリアルマネーでなく練習で試してみるといいでしょう。
倍率が3倍のゲーム・ルーレットでモンテカルロ法を実践
倍率が3倍になると連敗が続きやすく、今回の実践結果でも6連敗と4連敗がありましたね。勝率も4/14(約29%)と平均の1/3より低かったですが、負け分をカバーできるモンテカルロ法の強みが出て、結果的には11ドルのプラスになりました。
数列 | ベット額 | 勝敗 | カジノゲームの損益 |
1 2 3 | 4ドル | 勝ち | +8ドル |
1 2 3 | 4ドル | 負け | +4ドル |
1 2 3 4 | 5ドル | 負け | -1ドル |
1 2 3 4 5 | 6ドル | 負け | -7ドル |
1 2 3 4 5 6 | 7ドル | 負け | -14ドル |
1 2 3 4 5 6 7 | 8ドル | 負け | -22ドル |
1 2 3 4 5 6 7 8 | 9ドル | 負け | -31ドル |
1 2 3 4 5 6 7 8 9 | 10ドル | 勝ち | -11ドル |
3 4 5 6 7 | 10ドル | 負け | -21ドル |
3 4 5 6 7 10 | 13ドル | 負け | -34ドル |
3 4 5 6 7 10 13 | 16ドル | 負け | -50ドル |
3 4 5 6 7 10 13 16 | 19ドル | 負け | -69ドル |
3 4 5 6 7 10 13 16 19 | 22ドル | 勝ち | -25ドル |
5 6 7 10 13 | 18ドル | 勝ち | +11ドル |
こんな感じで、ダズンベットで進めていました(デモプレイなので最初の残高は5,000ドルになっております)
最後は16ドルベットで当たり、プラスの残高になりましたね。ただ、勝率が1/3だと連敗しやすく、今回の検証でも最大で-69ドルの損失まで増えてしまったので、比較的資金の減りが緩やかなモンテカルロ法でもある程度の残高が必要になるでしょう。
倍率が2倍のゲーム・バカラでモンテカルロ法を実践
また、倍率が2倍のカジノゲームではバカラが人気で、詳しくはバカラの攻略法・勝ち方でもご紹介していますが運的要素以外にもバカラには戦略があり、モンテカルロ法でベット額を調整するだけでなくバンカーとプレイヤーのどちらに賭けるべきか判断できるとより安定しますね。
こちらもデモプレイを使って検証してみまして、結果は以下表の通りです。倍率が2倍ですので、数列の消え方は両端に1つずつになります。倍率3倍の時よりもベット増額の幅が狭くなり、資金残高がなくても気軽に実践可能でしょう。
数列 | ベット額 | 勝敗 | カジノゲームの損益 |
1 2 3 | 4ドル | 勝ち | +4ドル |
1 2 3 | 4ドル | 負け | 0ドル |
1 2 3 4 | 5ドル | 勝ち | +5ドル |
2 3 | 5ドル | 負け | 0ドル |
2 3 5 | 7ドル | 勝ち | 7ドル |
1 2 3(新しいセット) | 4ドル | 勝ち | 11ドル |
勝率が1/2だとそこまで連敗はしないので、連勝をすれば確実に利益が残りますね。ただ、バカラの場合にはバンカーへのベットだと倍率が1.95倍と運営側のコミッションが発生するため、ノーコミッションの機種がおすすめです。
モンテカルロ法のメリット・デメリットまとめ|他に有効なシステムベットは?
実践を通してモンテカルロ法の基本的な流れについて一通りご紹介しましたが、メリット・デメリットについてまとめました。他のシステムベットと比較してバランスの良い投資方法ですが、弱点もありますね。
モンテカルロ法のメリット|長期運用に強い
モンテカルロ法の良い点は、数列のルールに応じてベット額が明確になるほか、1セットでのリセット(利益確定)もハッキリしているのでわかりやすく、利益と損失のバランスが取れていることから長期的な運用に向いています。
特に勝率2倍のモンテカルロ法だとベット額が大きくならないことから、低予算でも実践できるメリットがあります。常にメモを取る手間はあるものの、パソコンやスマホでベットできるオンラインカジノの環境であれば、簡単に記録できるでしょう。
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モンテカルロ法のデメリット|連敗が続くと取り返すのが難しい
ただ、モンテカルロ法では連敗が続くと取り返しがすぐにできないデメリットがあり、一つの基準として数列が10個ほどまで増えた段階で損切りをする必要があります。そのため、短期的に利益を確保する目的では向いていないですね。
1回の利益で損失を取り戻せるココモ法のほか、以下のシステムベットも参考になりますのであわせて確認しておくといいでしょう。
それでも、『1日10ドル程度の利益を出せればいい』などコツコツと資産を増やしていきたい方にとって、モンテカルロ法は活かせる戦略です。オンラインカジノではノーリスクでもらえる入金不要ボーナスや、安全にプレイできる良さがありますので、まずはネットから試してみてはいかがでしょうか。
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