ココモ法はカジノゲームで使える攻略法で、プレイヤーの勝率が1/3(3倍以上の配当ゲーム)で有効なシステムベットです。そのため、オンラインカジノではルーレットで実践しやすいですが、連敗が続いても1回の勝利で利益が大きくなるメリットがあります。
ただ、ココモ法では注意点やリスクもあるので、実際にルーレットなどカジノゲームで応用する際に気をつけておくべきことをまとめました。ココモ法を利用したシステムベットの検証結果も掲載しましたので、ご参考くださいませ!
ココモ(cocomo)法とは?|ベット額の決め方などチェック!
ココモ法について簡単に説明すると、『前回と前々回のベット額の合計』をベットするやり方で、『前回のベット額の2倍』を賭けるマーチンゲール法と似たようなシステムベットですね。
基本的には勝率:1/3のカジノゲームで勝つまで続けるやり方で、例として1回目のベットで1ドルに設定した場合、以下のようなベット額想定になりますね。
ココモ法でのベット回数 | ベット額 | ベット額の算出方法 |
1回目 | 1ドル | |
2回目 | 1ドル | 1回目と同じベット額 |
3回目 | 2ドル | 1+1 |
4回目 | 3ドル | 1+2 |
5回目 | 5ドル | 2+3 |
6回目 | 8ドル | 3+5 |
7回目 | 13ドル | 5+8 |
8回目 | 21ドル | 8+13 |
9回目 | 34ドル | 13+21 |
10回目 | 55ドル | 21+34 |
負けが続くほど、ベット額が増えていきます。計算方法も簡単なので、ビギナーの方でも利用しやすいシステムベットですね。ココモでベットを続けて例えば6回目で勝った場合、再度ベットする場合は1回目の基準額から続けていくやり方ですね。
実際にオンラインカジノのルーレットでココモ法を実践した結果についても以下でまとめているので、あわせてお読みくださいませ。
ココモ法のメリット・デメリットまとめ|1回の勝利で利益が出るけどリスクも!
ココモを採用するメリットとデメリットも大事ですね。カジノゲームはギャンブルであるため、確実に勝てる戦略はないので損失リスクもしっかり確認しておきましょう。
ココモ法のメリット|1回勝てば利益が出る!
ココモ法では配当3倍のベット条件で、1回でも勝てばそれまでの負け分を全部取り返せるようなシステムベットになっております。
ココモ法でのベット回数 | ベット額 | 累計ベット額 | 勝利した場合の利益 |
1回目 | 1ドル | 1ドル | 2ドル |
2回目 | 1ドル | 2ドル | 1ドル |
3回目 | 2ドル | 4ドル | 2ドル |
4回目 | 3ドル | 7ドル | 2ドル |
5回目 | 5ドル | 12ドル | 3ドル |
6回目 | 8ドル | 20ドル | 4ドル |
7回目 | 13ドル | 33ドル | 6ドル |
8回目 | 21ドル | 54ドル | 9ドル |
9回目 | 34ドル | 88ドル | 14ドル |
10回目 | 55ドル | 143ドル | 22ドル |
連敗が続いて試行回数が増えるごとに得られる利益も大きくなりますね。賭け金を増やすリスクを背負っている分、勝てば確実にプラスになる戦略です。
また、賭け金を2倍にするマーチンゲール法と比べてベット額の増加割合が緩やかであるので、用意する資金がそこまで多くなくても実践できるメリットもあります。上記の表より、1/3の確率で9回目まで試行してもベット累計額は100ドル以下なので、低額の資金でも始められることが分かります。
ココモ法のデメリット|実践できるカジノゲームの種類は限られている
ただ、ココモ法では以下のような注意点があり、1/3の勝率に限定されるシステムベットであるため制約がありますね。
- 3倍配当以外のカジノゲームでは利用できない
- 勝率が約30%であるため連敗が続く可能性も高い
- 連敗が続くとマックスベット額に達することも
テーブルゲームでは2倍配当が多いですが、ココモ法では3倍配当に限定されるため、ルーレット以外での実践は難しいです。他のカジノゲームで試したいという方は、1/2の確率ゲームで実践できるマーチンゲール法やパーレー法(逆マーチンゲール法)もおすすめです。
また、1/3の勝率だと連敗が続くリスクがあるほか、テーブルゲームのマックスベットに達するとプレイ続行できないこともあります。
例えば、ベット額上限100ドルのルーレットで1ドルからベット開始した場合、12回目のベットで100ドルを超える計算になるため、1/3とそこまで低くない確率ですが注意しておきましょう。
▷オンカジで負けやすい・借金をするプレイヤーの傾向もチェック!
ココモ法が有効なカジノゲームは?|損切りや連敗確率なども事前にシミュレーション
カジノゲームでは様々な種類がありますが、ココモ法が使えるカジノゲームではルーレットのダズンベットやコラムベットが分かりやすくおすすめです。
詳しくはルーレットの基本ルール・解説ページにも取り上げていますが、アウトサイドベットの種類の一つであるダズンベットでは1~36の数字を三等分してベットするやり方ですね。
また、コラムベットはルーレットのレイアウトに対して横一列で賭ける方法です。こちらも同じく、12種類の数字をかけるのでほぼ1/3の割合になります。
※ルーレットの場合、0(アメリカンルーレットの場合、0と00)もあるので、正確には1/3より勝率は多少下がります。ココモ法では0や00はベットしないアウトサイドベットを活用するので、00がないヨーロピアンルーレットの方がいいですね。
ダズンベット・コラムベットで負け続ける確率は?
ココモ法のデメリットでもお伝えしました通り、戦略上の注意点では負け続けることです。そのため、運が悪く負け続けることも稀にありますが、確率論から連敗の可能性について確認してみましょう。
以下の確率割合は、1~36に加えて0の数字があるヨーロピアンルーレットを基準に算出しています。
ココモ法でのベット回数 | 負ける確率 | ベット総額 |
1回目 | 67.6% | 1ドル |
2回目 | 46.7% | 2ドル |
3回目 | 30.9% | 4ドル |
4回目 | 20.9% | 7ドル |
5回目 | 14.1% | 12ドル |
6回目 | 9.54% | 20ドル |
7回目 | 6.45% | 33ドル |
8回目 | 4.37% | 54ドル |
9回目 | 2.95% | 88ドル |
10回目 | 1.99% | 143ドル |
6回目から連敗確率は10%以下になり、さらに9回目になると負ける確率は3%未満ということなので、ココモ法が使えるダズンベット・コラムベットでは9回目までの試行回数で97%以上の勝率になります。
そのため、例えば資金が100ドルある状況だとベット総額が超えない9回目まで試行でき、その場合97%以上の割合で勝てることが分かりますが、9回目でも負けたら88ドルを失い、その上ココモ法のベットが継続できないリスクが大きいので、損切りラインを見直す必要がありますね。
ココモ法で適切な損切りラインは?
損切りについてはプレイヤーのマネーマネジメントによるため、最適な答えはありませんが、ある程度連敗が続いた時点でこれ以上損失額を増やさないためにも賭け金額をリセットして、1回目からココモ法をやり直すのも手ですね。
- ベット総額が急激に増える8回目〜9回目だと遅い
- 4~5回程度では負ける可能性が15~20%とまだ高く、勝利した際の利益もそこまで変わらないので止める期待値は低い
- バランスを取り6~7回目あたりの連敗で一度損切り&リセット
といった損切りルールが妥当かと思います。
ココモ法でオンラインカジノのルーレットにチャレンジ!
ココモ法の戦略や注意点について一通りご紹介しましたが、実践できる攻略法かどうか確かめるために、今回はライブカジノハウスのライブゲームで実際に賭けて検証しました。
ライブカジノハウスはライブゲームが豊富なほか、入金ボーナスや入金不要ボーナスの待遇も良いので、試しにテーブルゲームをプレイしてみるには良い環境ですね。
今回のプレイ検証で、100ドルの資金からココモ法を試したいと思います。エコペイズで入金して、ライブカジノからカジノパリのルーレットを選びます。ライブゲームの解説ページでもご紹介していますが、オンラインカジノではカジノパリのライブゲームが特に人気ですね!
こちらのルーレットではベット上限額が2,000ドルなので、マックスベット額を超える心配はないですね。では、1ドルからココモ法でベットしますが、今回はダズンベットで試します。
1回目~4回目までは的中しませんでしたが、5回目で1~12のダズンベットで賭けたところ、9が来て5ドル×3倍の15ドルを獲得しました。これで累計ベット額:12ドルに対して3ドルの利益になりますね。
ココモ法で的中したら、ベット額をリセットして再開です。今度は3回目(2ドル)で的中したので2ドルの利益が出ました。
ベット額を再度リセットして、今度は2回目(1ドルベット)で的中しました。少ない額ですが、これでも1ドルの利益が出ています。といった感じでもうしばらく継続しましたが、結果的には以下表の配当となりました。
ココモ方のベット回数 | ベット額 | 勝敗 | 配当 | 累計の損益 |
1回目 | 1ドル | × | – | -1ドル |
2回目 | 1ドル | × | – | -2ドル |
3回目 | 2ドル | × | – | -4ドル |
4回目 | 3ドル | × | – | -7ドル |
5回目 | 5ドル | ○ | 15ドル | +3ドル |
6回目 ※リセット | 1ドル | × | – | +2ドル |
7回目 | 1ドル | × | – | +1ドル |
8回目 | 2ドル | ○ | 6ドル | +5ドル |
9回目 ※リセット | 1ドル | × | – | +4ドル |
10回目 | 1ドル | ○ | 3ドル | +6ドル |
11回目 ※リセット | 1ドル | × | – | +5ドル |
12回目 | 1ドル | × | – | +4ドル |
13回目 ※リセット | 2ドル | ○ | 6ドル | +8ドル |
14回目 ※リセット | 1ドル | ○ | 3ドル | +10ドル |
1~5回目までは連敗が続きましたが、それ以降はあまり負けが続きませんでしたね。損切りについて判断する前のラインで勝てれば、地道ですが資金を増やすことができて今回は資金総額の10%(10ドル)を増やすことができました。
連敗のリスクはあるものの、確率論からすれば結果を残しやすいですね。ココモ法についてルーレットで試したい方は、入金不要ボーナス(無料ボーナス)のあるオンラインカジノから気軽にベットできますので、ぜひお試しくださいませ!
▼評判の良いオンカジは?▼