オンラインカジノの収益には税金がかかる?|確定申告方法について実体験より解説!

ネット環境さえあれば自宅や外出先でも気軽に楽しめるオンラインカジノは、全世界でプレイヤーは4,000万人を超えると言われる人気のギャンブルです。オンラインカジノサイトの日本語対応の普及などにより、日本でも徐々に参加するプレイヤーが増加しつつあります。

還元率の高いオンラインカジノは一獲千金のチャンスもありますが、獲得した配当は個人の収入となります。その時に気になるのは税金ですね。オンラインカジノで得た利益は果たして課税対象なのでしょうか? また、その時の税額や手続き方法など、多くの疑問がありますよね。

そこでオンラインカジノで収益を得た時のために知っておくべき、オンラインカジノの税金との関係を詳しくご説明します。

※2020年12月追記:年末調整・確定申告の時期になり、私自身も今年度はオンラインカジノでの収益について確定申告をする必要が出てきたため、具体的な確定申告での計算方法や資料作成など、準備するべきことについてまとめました!

オンラインカジノなどギャンブルと税金の関係|50万円以上の一時所得が課税対象

競馬や競輪、あるいはパチンコなどと同様にオンラインカジノもまたギャンブルの一つです。日本では獲得した収益に対しては原則として税金を支払わなければなりませんが、ギャンブルもその対象となるのでしょうか。そもそもギャンブルは課税対象なのでしょうか?

結論から言うと、ギャンブルで得た利益は税金を支払う対象になり、ある程度の利益が出た場合には一時所得として申告します。

日本には競馬や競輪などの公営ギャンブルや、ギャンブルには分類されていませんがパチンコやスロットでも配当を得ることができます。
税金を支払ったという話はあまり耳にしませんが、実は競馬やパチンコなどの配当も課税対象なのです。

ギャンブルの利益は一時所得

ギャンブルで得た利益(配当)は税金の課目では一時所得に当たります。一時所得の説明は以下の通りです。

一時所得とは、営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の所得で、労務や役務の対価としての性質や資産の譲渡による対価としての性質を有しない一時の所得をいいます。

この所得には、次のようなものがあります。

(1)懸賞や福引きの賞金品

(2)競馬や競輪の払戻金

(3)生命保険の一時金や損害保険の満期返戻金等

(4)法人から贈与された金品

(5)遺失物拾得者や埋蔵物発見者の受ける報労金等

出典:国税庁HP NO1490

オンラインカジノの利益もこの一時所得として課税対象になります。ただし、ギャンブルなどで得た利益に関しては50万円以上の高額配当金が対象です。

また、利益を得た者が無職で給与などの収入が無い場合は106万円までは税金がかかりません。

それと、賭け麻雀など違法なギャンブルでも一時所得扱いになるようですね。元特捜部主任検事の記事を参考にすると、合法違法を問わず課税対象となります。

オンラインカジノの利益に対する課税の仕組み

自宅のパソコンで個人的に楽しんでいるオンラインカジノが課税対象とは、少しピンと来ない話ですね。確かに、競馬やパチンコなどで税金を支払ったという話はあまり耳にすることはありません。

本当にオンラインカジノで50万円以上の利益を得た場合には、税金を払う必要があるのかという疑問を抱えるプレイヤーもいるかと思いますが、一時所得としてみなされる以上は課税対象になります。

オンラインカジノの利益が課税対象になる仕組み|利益は日別で計上

一般的に税金は、1月1日から12月31日までの期間の収入に対して課税されます。会社員などの給与所得に対しては、天引きという形で差し引かれていますね。一時所得も同様で、オンラインカジノを1年間プレイした結果の利益合計額が50万円を超える場合には税金を払う必要があるのです。

そして、オンラインカジノの利益とは勝った金額から掛け金を引いた金額です。例えば20万円の配当に10万円の掛け金を支払った場合は、利益は10万円になります。

オンラインカジノでの利益計算方法に注意!

利益計算ですが、単純に年間のトータルでプラスになった金額で申告するのではなく、勝った時だけ計上する決まりがあります。簡単な計算例について、以下でまとめました。

利益・損失の発生日オンカジでのベット総額オンカジでの獲得金額収支金額
10月20日20万円60万円40万円
10月22日30万円10万円-20万円
11月5日40万円60万円20万円
年間の合計(課税対象)60万円120万円60万円

10/20と10/22、11/5の3日分についての、オンラインカジノでプレイした結果ですね。トータルの収支額は本来40万円ですが、負けた日は所得が発生しなかったとみなされるため、課税対象から外れます。そのため、利益が出た10/20と11/5だけを計上しているというやり方ですね。

日別での収支&勝った分だけの計上で実際にやってみるとわかるのですが、負けた日が続いたり一日でのマイナス額が大きくなると、より課税対象額が実際の収益額より大きくなってしまい、所得税額も多くなりますね。

私の場合、税務局の担当者に確認を取ったところ、実際の収支でなく勝った日だけの計上というルールでした。ただ、これは一時所得での算出方法であり、事業所得での計上が認められると負け分(負けた日)も算出できるようです。

※税理士や税務局によって認識が異なる場合もありますので、あくまでも一例ということでご理解くださいませ。

オンラインカジノの利益は課税から逃れられない

競馬や競輪などの公営ギャンブルやパチンコなどの遊戯も同様に高額の利益に対しては税金を払わなければなりませんが、実際には支払ったという話はあまり耳にしません。

ただ、オンラインカジノだけがギャンブルの中でもしっかりと税金を払う必要がある理由について、オンラインカジノならではの配当の受け取り方にあります。

競馬や競輪などでは勝った場合の配当は現金で受け取ります。そのため配当の受け取りに関しての公的記録は残らず税務署として把握することが難しいので取り締まりが難しく、「見逃されている」というのが現状です。

対して、オンラインカジノは配当の掛け金の払い込みや配当の受け取りを銀行振り込みやクレジットカードを使用する場合が多いので公的な記録が残ります。詳しくは入出金方法解説ページでも取り上げていますが、税金をきちんと申告して納付しなければ追及される恐れがあるのです。

銀行振込で引き出しできるオンラインカジノは?

オンラインカジノで得た利益は確定申告を!|確認するべきことは?

オンラインカジノの税金計算

オンラインカジノで利益を得た場合は納税をする義務があることはわかりました。しかし、会社の給料などとは違い個人で得た収益なので税金を納付する場合には確定申告をする必要があります。

確定申告の具体的方法

税金の確定申告は、前年の収入に対して翌年の2月16日から3月15日の間に行います。確定申告は以下の方法で行うことができます。

  1. 税務署に行って必要な書類を提出する
  2. 必要な書類を用意して税務署に郵送する
  3. e-taxを利用してオンラインで書類を提出する

そして、確定申告に必要な書類は以下の通りです。

  1. 源泉徴収票:会社から発行される
  2. 支払調書:オンラインカジノの運営会社から受け取る(またはゲーム履歴を確認)
  3. 経費の領収書:発生している場合

書類の中で支払調書は必ずしも必要ではありませんが必要書類の作成の際に便利なので取り寄せることをおすすめします。確定申告ときくと少し難しい印象も受けますが、e-taxであればマイナンバーカードさえあればスマホからでも手続きが可能です。

※2020年12月追記:支払調書について複数のオンラインカジノへ問い合わせましたが、一般的には支払調書の発行対応はしていないようです。そのため、ゲーム履歴などから日別にベット総額・勝利金額を計上して損益を算出する必要がありますね。

オンラインカジノの利益に対する税額シミュレーション

オンラインカジノの利益にあたる一時所得の税率と税額は、課税対象の一時所得と給与などの所得を合算した年間の総所得金額に応じて税率が変わってきます。税率は以下の通りです。

<総所得額に対する税率と控除額>

総所得額税率控除額
195万円以下5%0円
195~330万円10%97,500円
330~695万円20%427,500円
695~900万円23%636,000円
900~1,800万円33%1,536,000円
1,800~4,000万円40%2,796,000円
4,000万円を超える45%4,796,000円

例えば、会社員で給与と一時所得の合計が600万円となった場合には、税率は20%です。そして課税対象の一時所得が200万円であった場合の税額は、200万円×20%=40万円となります。

また、所得金額が大きくなるほど所得税率が高くなりますね。仮に億単位のジャックポットスロットで当たったとしても、半分近く税金で持って行かれるということです。

ただし、総所得額に対する控除なども考慮されますので、算出された税額を必ずしも全額納付しなければならない訳ではありません。詳しくは国税庁のサイトにも記載されていますが、以下のような計算方法となります。

  • オンカジの収益(一時所得)は総収入金額より、収入を得るために支出した金額と特別控除額(最高50万円)を引いた額になる
  • さらに上記の所得金額より1/2に相当する金額が、給与所得など他の所得額と合算して総所得額が計算される
  • 総所得額に応じた税率を掛けた後、控除額分だけ引ける(控除額は総所得額に応じた固定額で、上記表に記載しました)

ざっくりとした試算例ですが、仮に一時所得が年間400万円くらいであれば所得税額は約10万円で、年間200万ほどだと約5万円といった感じですね。オンカジで勝った額から単純計算で税率分を掛ける訳ではないので、そこまで高額にはなりません。

確定申告をすると会社に知られる?

確定申告をすると会社に給与以外の所得が会社に知られ、副業をしていると疑われるのではないかと心配する方もいるでしょう。確定申告で税金を納付する場合には以下の二通りの方法があります。

  • 普通徴収:後日、税務署から納付書が発行され自分の手で納付します。
  • 特別徴収:確定申告による納付額が会社に通知され給与などから天引きされます。

確定申告の書類を作成する際に納付方法で普通徴収を選択すれば、納付の案内などは自宅に郵送されます。そのため、追加の税金支払いが会社に漏れる心配はありません。さらに、e-taxを利用すればすべてオンラインで処理されますので自宅でもバレる心配が少なくなります。

オンラインカジノの税金を実際に支払います|確定申告の体験談・具体的な準備について

確定申告のイメージ

これまではオンカジなどのギャンブルで得た一時所得についての考え方や一般的な確定申告の方法についてご紹介しましたが、何から対応するべきかとか、分からない時はどこに問い合わせるかなど、具体的な手順について不明なプレイヤーも多いですよね。

私も最初は手探り状態でいろいろ調べたり、税務署に一度行って相談するなど対応をした結果、オンラインカジノでの確定申告方法についてある程度見えてきましたので、実体験の内容を含めご紹介いたします。

まずはオンラインカジノの収支をチェック|年間50万円以上が濃厚になったら確定申告へ

一時所得として確定申告が必要な基準として50万円以上という金額のルールがあるので、年間で50万円以上のプラスになっている場合は翌年:2月16日〜3月15日の確定申告期間に向けて準備を進めるといいでしょう。

10,000ドル近い大当たり

私の場合、オンラインカジノではスロットを中心としたプレイでそこまで稼ぐ目的はなかったのですが…たまたま高額ベットで上手くいって一撃で100万円近い利益が出たので、確定申告は避けられなくなりましたね。なお、オンカジ業界では人気の機種:ムーンプリンセスでの収入でした。

確定申告の基本的なこと・一時所得の計算方法についてどこで調べる・聞くべき?

2020年の11月くらいから、来年の確定申告に向けて情報収集をしておりました。確定申告の書類ややり方についてはネット上から手続きできるので、e-Taxから所得税の確認などをしましたね。

国税電子申告(e-Tax)の公式サイト

また、オンラインカジノの確定申告事例についてもネットで探して、実際に税理士へ相談された方のnote記事もとても参考になりました。こちらは有料記事でしたが、無料で読める範囲でも勉強になったり、実際に購入してさらに良い情報を確認できたのでぜひお読みくださいませ。

いろいろ調べてみて思いましたが専門家の方に聞いてみたり、実際に確定申告をする税務署へ一度相談してみるのが確実ですね。私も2020年12月上旬に、一度税務署に行って面談をしてきました。

税務署での相談オンカジの一時所得の計算方法や、負けた分でも経費算出できるかという質問などもして、手順方法などの疑問を解消しましたね。実際のところ、ギャンブルの一時所得では負けた分について経費算出できないという回答でしたが、確定申告自体は問題なくできそうという所感です。

国税庁:国税に関する相談について

確定申告の時期(2~3月)になると面談予約はしづらいですが、早めに連絡をすればどこの税務署でも、確定申告に関する相談はできると思います。

※確定申告・及び準備内容については税理士・税務署の見解によって多少異なる場合もあるので、ご自身で確認・相談された方が確実ですね。

オンカジの確定申告でよくある疑問|収支計算はどうする?

それと、実際に日別の収支計算をする際に大変だったのが収支計算ですね。オンカジによってはアカウント画面(ゲーム履歴)より日別のベット総額・獲得金額がすぐに分かるところもありますが、『日別の収支計算って確認できるの…?』と分からず問い合わせないといけないオンカジもあったので、実際に確認した例を以下でまとめました。

  • ベラジョンカジノ|ゲーム履歴より日別の収支がすぐに確認できます
  • ライブカジノハウス|ゲーム履歴はありますが、1ベットごとの表示でページ分割されているためご自身で計算する必要があります
  • カジノミーカジ旅|ゲーム履歴で確認できるますが、同じくご自身で日別収支を計算
  • マネキャッシュ|ゲーム履歴より日別で表形式で出るので、計算は簡単にできます
  • ミスティーノ|ゲーム履歴はなく、個別でサポートに問い合わせて履歴をデータでもらいました
  • ビットスターズ|ゲーム履歴では確認できるデータが少ないので、サポートに問い合わせて日別の収支を確認

確定申告の準備では、この収支計算に一番時間がかかりました。支払調書が出てくれば楽ですが、どのオンカジでも基本的には提出するような対応は内容です。

当日の収支をコツコツを記録しておけば問題ないですが、過去分の履歴を確認するのは手間がかかりますね。ですので、確定申告をすると決めた日から、エクセルなどで少しずつ記録しておくといいでしょう。

2021年2月:確定申告書類を提出する予定ですので、その際に対応内容など追記いたします!

オンラインカジノの節税対策まとめ

オンラインカジノでの節税対策

オンラインカジノの利益に対する税金はやはり義務として納付しなければなりません。しかし、できるだけ支払額を少なく抑えたいと考えることも事実です。そこで、一時所得の税額をできるだけ抑える方法を検討しましょう。

オンラインカジノでは勝ちすぎない

対策の一つは「勝ちすぎない」ことです。ご説明した通り、税金は特別控除額の50万円を超えた利益を得た場合に発生します。

個人の楽しみで趣味としてプレイしているのであれば、年間の利益が50万円以下になるようにコントロールすれば納税の心配もありません。ただ、50万円以下という制限を意識するあまり収支がマイナスになることは避けたいですね。安定して勝つための対策や、オンラインカジノ側で公開している還元率の高いスロット機種などもご参考くださいませ。

多額の入出金を避ければ大丈夫?

所得税が発生する可能性がある多額の入金や出金が発生した場合は、銀行は税務署に報告の義務があるとされています。そして、把握されるのは配当を銀行口座などに受け取る、あるいは掛け金を入金するタイミングです。

例えば、ジャックポットなどで高額配当をゲットしたとしても、一度に高額を引き出したりせずに少額に分けて引き出すことで、把握される恐れを少なくすることができるとも言われています。

オンラインカジノの入出金方法でも取り上げていますが、エコペイズなどの電子決済サービスの口座で預金したままで、国内銀行口座へ出金しない限りは課税対象としてチェックされない可能性も高いという見解もあります。

ただ、2020年の確定申告で私自身の一時所得を算出したように、計上するタイミングが国内銀行口座への振込・出金ではなく、厳密にはオンラインカジノから出金しなくても勝った時点での利益で報告するのが望ましいため、『大勝ちしたからとりあえず出金せず、エコペイズやヴィーナスポイントに入れておこう』とするのは必ずしも良い方法ではないかもです。

仮想通貨でのベットは節税対策になる?

また、ビットコインなどの仮想通貨でオンラインカジノをプレイした場合では、仮想通貨の利益は別の区分(雑所得)扱いになるほか、仮想通貨から日本円などの法定通貨に換金するまでは所得扱いにならない特徴があります。

そのため、仮想通貨でずっと運用していれば確定申告をしなくても良いことになります。ただ、オンラインカジノで仮想通貨を利用するにあたり、入出金が早かったり手数料がかからないメリットはあるものの、値動きが激しく資産価値が落ちるリスクがあるので、安定した資産管理ができない点で不安ですね。

詳しくはビットコインができるオンラインカジノでも解説していますが、ビットコインでの保有リスクを理解した上で資産運用をしたい方や、日本円での頻繁な換金は考えていないプレイヤーは、仮想通貨の利用もアリでしょう。

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オンラインカジノの税金は確実に支払いましょう

オンラインカジノで利益を得たとして、確定申告を行うのは手間がかかる作業です。税務署も相当高額な金額が動かない限りは把握される恐れも実際には少ないはずです。

しかし、高額の利益を得た場合には納税をしなければ脱税となります。また、オンラインカジノでの勝ち負けを冷静に判断するためにも収支はしっかりと把握することも大切です。なので、一日にどれだけの額をベットしてどれほどの勝利金があったかを記録すること自体は大事ですね!

おすすめ記事:オンラインカジノで勝てる人・勝てない人の違い

そして、年間の利益が50万円を超えたら、「税金を支払うほど勝つことができた」とプラスに考えてはいかがでしょうか。確定申告事態は年に一回のことですし、e-taxを利用すれば比較的簡単に行えます。たとえ個人の趣味程度でプレイしているとしても、年間の利益をきちんと把握して確定申告を行うように心掛けましょう。

おすすめのオンラインカジノ比較・ランキングでも紹介していますので、こちらもぜひご参考くださいませ!